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​盛土に関する規制が強くなってきてます。

熱海土砂災害映像
 

最新NEWS​ 盛土規制法
 

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静岡県熱海市における土石流災害
​この人災を起点に規制が強くなり続けている

令和3年7月1日からの大雨により、静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流 は、上流部の幅約 100m、長さ約 100m の斜面崩壊を発生源として、約2km 流下し、約 130 棟の建物等被害を与えました。​この災害は盛土の管理不足による人災とされており、条例としてだけ規制されていた盛土管理を国の管理として法規制が取れれるようになりました。

​建設発生土の計画制度の強化

公布:令和4年9月2日 施行:令和5年1月1日

資源有効利用促進法

建設工事から発生する土の搬出先の明確化

(1)再生資源利用促進計画の作成対象工事の拡大等 ・計画作成の対象工事拡大(搬出土砂量1,000m3以上→500m3以上) ※地下階を含む小規模な建築工事(右図参照)も対象となるよう拡大 ・計画の保存期間の延長(1年→5年)

(2)元請業者責任の強化 ・計画作成後の発注者への説明を義務付け ・発注者からの請求に応じて実施結果を報告 ・計画の現場掲示、インターネット公表の努力義務

​盛土規制法

国の検討会が自治体へのガイドライン作成も

(1)スキマのない規制
 〇 都道府県知事等が、宅地、農地、森林等の土地の用途にかかわらず、盛土等により人家等に被害を及ぼしうる区域を規制区域として指定
 〇 農地・森林の造成や土石の一時的な堆積も含め、規制区域内で行う盛土等を許可の対象とする 等


(2)盛土等の安全性の確保
 〇 盛土等を行うエリアの地形・地質等に応じて、災害防止のために必要な許可基準を設定
 〇 許可基準に沿って安全対策が行われているかどうかを確認するため、
   [1]施工状況の定期報告、[2]施工中の中間検査及び[3]工事完了時の完了検査を実施 等


(3)責任の所在の明確化
 〇 盛土等が行われた土地について、土地所有者等が安全な状態に維持する責務を有することを明確化
 〇 災害防止のため必要なときは、土地所有者等だけでなく、原因行為者に対しても、是正措置等を命令できることとする 等

(4)実効性のある罰則の措置
 〇 罰則が抑止力として十分機能するよう、無許可行為や命令違反等に対する罰則について、条例による罰則の上限より高い水準に強化 等
 ※ 最大で懲役3年以下・罰金1,000万円以下・法人重科3億円以下

公布:令和4年5月27日 施行:令和5年5月26日

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